こんにちは!
JWC講師の今村です。

前回の講座ではプロとして〇〇×〇〇という形で二つの要素についておはなししましたね。
覚えてますか?

そう、この〇〇にあてはまるのは
【スピード×クオリティ】です。

コメントにいつもワークを残していただいていますね。

こちらは期限が決められていますから早めに読んで、ワークもすぐにアウトプットするスピード感はとても大事です。

ですが例えば「1、2のワークをしましょう」と伝えられているのに
「1」しか答えていないアウトプットの仕方だったらどうでしょうか?

スピードを意識していてもクオリティが甘いという判断になります。

反対に、どれだけしっかりワークをしても読んですぐ出せないのは
スピードを怠っているためアウトプットの意味はなくなります。

もう一度伝えますがプロとして大事なのは「スピード×クオリティ」を同時に進行させて仕事をすることです。

何事も効率化を図ろう

「スピードを早めて質も落とさないようにする」というのは難しく感じたかも知れません。

難しく感じる人は、次に効率化に目を向ける必要があります。
カウンセラーとしての業務を効率化することができれば、たくさんのメリットがあります。

メリット
・同じ時間で多くのクライエントにサービス提供できる
・空いた時間でサービスの見直しをして満足度向上
・収入がアップする
・新しいことにチャレンジできる

こんなにメリットがあります。

時間がないからサービスも良くならない、他のこともできないということは
もっともらしい理由に聞こえますが、結局は自分の人生好きなことを諦めていかないといけないということです。

どんな人にも平等に与えられている”時間”というものは何かを諦める理由になりやすいです。
もっともらしい理由を考えて諦めるより、効率化を目指して 好きなことをできる人生にしていきましょう。

では次にカウンセラー業の効率化について今日はご紹介します!

テンプレートは最強の武器!

効率化の具体案として、まずはカウンセリングのテンプレートを作りましょう!

テンプレートというと

「正解がない恋愛の中で意味あるの?」
「本当に使える?」

と思ってしまうかもしれません。
または効率がいいことになんだか手を抜いているように罪悪感を感じてしまう方もいるかもしれませんね。

ですが、前回お伝えしたようにカウンセリングには正解はなくても共通するルールはあります。
それに、効率がいいというのは手を抜くこととは違います。
毎回同じように思ったことをその都度お伝えしてするよりも、じっくり考えて1番いい伝え方にしたものを
テンプレートにしクライエントに伝えたほうがクライエントのためにもなります。

それに自分のメンタルのコンディションにも影響されずにアドバイスできるので、その点でもかなり便利です。

クライエント、カウンセラー双方にメリットがあるのがテンプレートなのです。

特にLINE相談などは文章で返答するため、同じようなことを何度も手入力しているのは時間がもったないです。
1件の返答をテンプレートで早めることでより多くの相談に向き合うことが出来ます。

テンプレートを作るときのポイント

とは言え、闇雲にテンプレート化すると使い道がなくなって
迷子になってしまうので、ポイントをまとめさせていただきました。

ポイントは4つです。

①普遍的なルールをテンプレートにする
個人的な内容をテンプレートにしても汎用性がない、例えば具体的すぎる例文などは題材が固定されているので、テンプレートして使いにくいですよね。

②部分的にテンプレートにする
励ます言葉からアドバイスまで全て繋げてテンプレートにすると非常に使いにくいです。
そのため部分的にテンプレートを作成しておくと使いやすいです。

③いくつかパターンを用意する
遠距離や音信不通、連絡が取れる、連絡取れるが会えない状況など。

④テンプレートは定期的にアップデートする
基本のアドバイスになるからこそアップデートしていけるとカウンセリングの質が上がります。

簡単ですね。
このポイントを押さえたら今度はいよいよテンプレ作りです。

テンプレートの作り方

いきなり作成に入るのは結構難易度が高いです。
ではどうするのか?まずは5つのブロックに分けてブロックを作成しましょう。

一番やりやすいのは、ご自身が実際に今まで作成したカウンセリング(LINE相談など)から引っ張ってきてテンプレートを作ることです。

1から作ろうとすると、どんなクライエントからどんな相談が来て、、と想像するところから始まるので時間も労力もかかりますし、
ポイントで伝えたようにあまりにも限定的すぎるとテンプレートとして使いにくいものになってしまいます。

そのため、実際にアドバイスしたことがある文章から持ってきて
一部を穴埋めにするような形にすると、効率的であり汎用性が持たせやすいです。

例えば、
励ましの場合こんなテンプレートがあります。

①アドバイス通り連絡したのにお相手から返信が来ずクライエントが落ち込んでいる場合
確かに連絡がないと気持ちが落ち込んでしまいますよね。
そんな気持ちになってしまうのは当然ですよ。
でも、まだまだ彼の心理でみえていない部分はあり、それを分析し行動することで復縁は近くなります。
そして、あなたが行動してリアクションの有無を確認し、初めて彼の心は見えてきます。
だから一緒に計画性を持ってここから頑張りましょうね。

②相手からひどい言葉を言われたとクライエントが言った場合
彼からのストレートな言葉はつらいですよね。
わたしも同じ様な経験があったので今のお気持ちがわかります。
しかし、彼はあなたのとの事を嫌いになったわけではないです!
一度好き合ってお付き合いした中ですし、そんな簡単に彼の気持ちが離れる可能性は低いですよ。

また、アドバイスですとケースバイケースでなのでテンプレの一部にはなりますが

①彼に既読スルーされているクライエントの場合
せっかく連絡をするなら好感をアップし復縁に近づける連絡をするのが一番ですから
直近は彼の好きなことや趣味に関する連絡をするのがベストです。
返事が欲しいと求めるより「返事をしたい」と気持ちを引き出すきっかけにもなります。
具体的にはこんな例文がいいですよ。「例文」

②体の関係のみが続いているクライエントの場合
一番は応じないことではありますが、いきなりその言動に出ると彼が違和感を感じると予想できます。
でも、あなたがいつまでも許し続けるほうが復縁は遠のいてしまいますので、
・夜には会わない
・自宅ではなく外で会う機会を設ける
・毎度許していたなら3回に1回は断れるようにする
ここから始めましょう。
全部を一気に始めるのが難しければ1つからでも勿論構いません。
その小さなあなたの変化が積み重なって彼の変化にもつながってきますからね。

以上です。
アドバイス例に関しては無限に存在しますが、状況が似ているクライエントさんは多くいらっしゃるはず。
ご自身が使いやすいテンプレを用意し、効率よく且ついつでもベストなアドバイスができるように今日から整えていきましょう。

今日のアウトプット

カウンセリングの初めの時にかける言葉のテンプレートを作ってみましょう!
こんにちは、の挨拶から始まり、どんなふうに声をかけますか?
上の例を見本にし【自分がどんな状況の人にどういう時に使おうと思っているか】を考えて作成するのがお勧めです。

テンプレートだけだと背景がわからないので、ワークの際は必ず

・テンプレート
・自分がどんな状況の人(どういうとき)に使おうと思っているか

を記載してください。

締め切りは【今週日曜22時】です。
次回もまた楽しみにしていてくださいね!