プロカウンセラー育成講師、今村です!

2回目のブログのテーマはこちら。

【恋愛カウンセラーに向いてる人の特徴は?】

あなたは今、カウンセラーのお仕事をしていますか?
それとも、まだセラピスト育成講座の生徒さんであったり、デビューに向けて準備段階でしょうか?

どちらの段階であっても、共通で持つ不安というのが「本当に自分がカウンセラーとしてやっていけるかな?」というもの。

そんなあなたへ。

今日は恋愛カウンセラーに向いている人の特徴を3点お伝えします!

この機会にご自身を振り返っていただき、すでに持っている特徴があれば、そのままグイグイ伸ばして欲しいです^^

反対に、足りない場合はこの機会に「どの部分が足りないか」が、はっきり分かりますから、普段のカウンセリングや学習の際に意識をするようにしましょうね。

それでは早速ご紹介します。

1:恋愛で深く傷ついた経験がある

恋愛カウンセラーに求められるのは「豊富な恋愛経験やアドバイスだ」と思っていませんか?

確かにプロとしてアドバイスをするとなると、ある程度の恋愛知識は必要です。
恋愛経験が多いことにも越したことはありません。

ですが

カウンセラーに向いている人=恋愛経験が多い人

というわけでは決して無いんです!

恋愛カウンセラーとして求められる人材、向いている人の大きな特徴として上げられるのは実は”恋愛で深く傷ついた経験がある人”です。

今活躍中のカウンセラーの約9割が、辛い恋愛、復縁を乗り越え、お仕事をされています。

完璧な恋愛経験ではなく敢えて”傷ついた恋愛経験”をした人が向いて理由。
それは、恋愛カウンセラーの基礎である、相談者様に寄り添うこと、ができるから。

深く傷ついている相談者様はまず第一に理解や同調を求めます。
そんな時に自分が完璧な恋愛だけの経験をしていたら中々理解に苦しむはずです。
相談者様の心に寄り添うのも難しいでしょう。

だけど反対にご自身も辛い経験をしていたら……
理解も同調も、その時にかけて欲しい言葉も自ずと分かりますよね。

恋愛カウンセラーに大事な「寄り添い」ができるからこそ、辛い恋愛経験をしている人は、このお仕事に向いている、と言い切れるんです!

2;人の話を聞くのが苦に感じない

恋愛カウンセラーには「話す力」と同等に「聞く力」が求められます。
話す力よりも聞く力の方が大事だとすら言えます。

想像してみてください。
あなたがとっても辛い経験をして誰かに相談をした時、どちらの先生を信頼し、ついていきたいと思いますか?

A:話は聞いてくれないがとにかくたくさんのアドバイスをくれる先生
B:話を聞いてくれて、その上であなたに今必要なアドバイスを厳選してくれる先生

どうでしょうか。

Bが最も多い回答になると思います。

まずは話を正確に落ち着いて聞いてほしい、私の気持ちを理解して欲しい、というのが多くの相談者様の願いです。
そこから初めて信頼関係が築け、アドバイスを受け入れてもらい、実行に移してもらえます。
話を聞かずして相談者様を復縁に導くのは不可能なのです。

一見Aも魅力的に見えるかもしれません。
ただ、現実問題として、話を聞かなければ正確なアドバイスはできないはずですよね。
それに数を多くアドバイスをもらったとしても私たちの体と頭は一つなので、実行できる可能性は極めて低いです。
実行できたとしても全部中途半端になります。

相談者様のお話をしっかり聞いて、求めていることにピンポイントで応えてあげるのもカウンセラーの仕事です。
というか、まずはそれをしないと先ほど述べた通り、信頼関係が築けません。

まず相談者様には「この人はちゃんと私の話を聞いてくれる」という安心感を与えることからカウンセリングがスタートします。

話を聞ける人こそが、カウンセラーに向いていると言える理由は以上です^^

3:自分と他者を分けて考えられる

1でも述べた通り、相手の気持ちになって寄り添ったアドバイスをする、というのは恋愛カウンセラーとしてとても大事なことです。

でも、忘れてはいけないのは【自分と相談者は違う人間だ】ということ。
自分と他者を分けて考えられる人こそ、カウンセラーに向いているんです。

では、具体的にどんな状態が、自分と他者を”分けられていない”状態なのでしょうか?

例えば、友人に恋愛相談を受け、あなたがアドバイスをしたとします。
その数日後に、友人から全くもってあなたのアドバイスと真逆な行動をしたことを打ち明けられたら、どう思いますか?

多くの人が「なんでアドバイス通りにしないんだ?」と考えると思います。

さらに、自分がしたアドバイスに対して友人が「でも」「だって」と反論してきたらどう思うでしょうか?

「なんで私のアドバイスにいちいち突っかかってくるんだ」と怒りすら覚えるかもしれません。

ですが、相談者様がこちらのアドバイスに疑問を呈したり、アドバイス通りに動けないことは特別な事例でもなんでもありません。
寧ろ、当たり前のことです。

なぜなら、相談者様とあなたは恋愛経験も歩んできた人生も全く違う他人同士です。
立場上、カウンセラーと相談者というものであっても、そんなすぐ分かり合えるはずがないんです。
理解してほしいという感情論だけでは、あなたが伝えたいアドバイスは伝わりません。

だからこそ、まず自分と他者(相談者様)を分けて考えられる人がカウンセラーに向いているのです。
そういった方は自分の意見を押し付けるのではなく「どうやったら他者であるこの相談者様に自分のアドバイスを理解してもらえるのか」を考えることができます。

知っていても中々できない思考だと思いますから、日々意識して、自分のものにしましょう。

以上が「恋愛カウンセラーに向いている人」の特徴3つでした!

相談者様の信頼を得て、恋愛カウンセラーとして活躍するためにも、今回のポイントは大変重要です^^

今現在、足りないところがあっても何にも焦る必要はありません。
3つのうち2つの特徴をクリアすれば問題はないです。
決して難しいことでは無いですから、まずは行動に反映してみてくださいね!

あなたがあなたらしく活躍できる日をJWCスタッフ一同、楽しみにしています。