こんにちは!
JWC講師の今村です!

前回は皆さんのオンオフの切り替え方を、コメントで詳しく教えていただきありがとうございました。

私自身知らないことが多くあり、デジタルデトックスの大切さも改めて認識させられました。

また、皆さんのコメントを拝見させてもらうのを楽しみにしています^^

継続を取る意義とは


さて、これまでは売上について計算式に始まり、テクニック的なものをお伝えしてきましたね。

売り上げをアップするにはリピート、つまり継続してカウンセリングを利用してもらうことが大切だとお伝えしました。

どんなプロでも1、2回だけの相談で解決に導くことはできません。

クライエントが抱えている問題解決に近づいていくため、できる限りサービスを利用してもらい、最終的に問題解決を目指すのがカウンセラーの役目になるのです。

そうなると大切なのが、やはり最初にも伝えたリピートと継続になりますよね。

優しさを履き違えていませんか?


継続してもらうために必要なことは満足度だけではありません。
反対に満足させすぎてしまうと人は動けなくなります。
安心している時って人は無防備になりますよね。
それと同じです。

人が行動する時は不安な時。
期限が近づいた時など実はネガティブな時に行動することが多いです。

お試しなどの場合は限られた期間でアドバイスをしなければいけませんから、クライエントの根本の問題を改善するためには、じっくりカウンセリングしていく必要があります。

ということはお試し期間中に満足させてしまうということは、

クライエントが抱えている本当の問題に気づかせることをせず中途半端に安心させてしまう
=問題の解決にならない

ということですから、間違った優しさになってしまいます。

カウンセラーの仕事を始めたばかりに陥るケースとしては、良かれと思ってたくさんの情報を伝えてしまうことです。

人がいっぺんに理解できる情報量は決まっています。そして、選択肢が多すぎると、選べなくなってしまう「決定回避の法則」という心理現象もありますから、情報が多いことによって

選択できず行動ができない=問題が解決しない

という結果を招いてしまいます。

それに忘却曲線というものがありますので、情報を詰め込んだところで、結局忘れてしまうのです。

つまり、たくさんの知識を伝えたら満足してくれるだろうという考えはカウンセラーのエゴになり、問題解決の本質とは乖離してしまう場合がありますから、注意が必要です。

「これ前にも伝えましたよね」「この時もいいましたけど」などカウンセラーからしたらすでに伝えている。クライエントからしたら理解できていなかった

このような相違になると信頼関係さえ崩れてしまいます。

継続、リピートに本当に必要なのは?


信頼関係を崩さないようリピートしてもらうために必要なことは、

「このままカウンセリングを受けたら問題が解決しそうだ」とクライエントに感じてもらうこと

さらに、

「今のままではダメなんだ。私にはカウンセリングが必要だ」

と価値を感じてもらうことです。

後者に関してはとても重要で、理解している方は多いのですが、実際にそう思わせられていない先生方が多いです。

先に伝えたように、とにかく情報を伝えて満足をしてもらうというカウンセリングの仕方は満足度は低いです。

大事なのは、クライエントに問題提起をしたり、今後の悩み解決に必要なことの提示をするのがベストです!

クライエントの質問に答えるばかりではいけません。

なぜなら、クライエントに今必要な提案をカウンセラーがしない状態なので価値を感じてもらえないからです。

「質問に答えてもらったのでもう大丈夫です」と一時的な満足を与えてしまうだけで終わってしまいます。

長期的にクライエントの問題解決ができるように、必要な情報を聞き出すこともまたカウンセリングでは必要です。

カウンセラーは質問と提案を積極的に使ってリピートしてもらえるように、あなた自身が流れを作れるように意識してみてください。

本日のワーク

今日のワークでは以下の2点を教えてください^^

1:リピートをとるためにあなたが今意識して行っていること
2:今回のブログで得た知識を、どこでどう活用しようと思っているか

締め切りは【今週日曜22時】です。
次回の新しいテーマでの学習も楽しみにしていてくださいね!